作法のお話とその意味について
箸とは
食べ物と口の間の『橋渡し』をする道具としてつけられてた名前です
西洋のマナーやフォクは料理の両端に縦置きに置きます
日本の橋は料理の手前、器の手前に横にして置かれています
なぜか?と言うと
箸の向こう側は神様からの賜りものとしての食物・食べ物と言う事です
箸はその聖域と自分の橋渡しをする道具であるとともに同時に【結界】でもあると捉えることが出来ます
なので、食事としての作法で迷い橋、渡し箸などは、禁止事項であり絶対に犯してはいけない動作行為となります
ちなみに
正月の三が日の祝い善には、祝箸を使用します
これは着物などと一緒で箸にも(ハレ箸)祝い箸(両口箸)と普段使いのケ箸があります
祝い箸は両方が細くなっています一方普段使いの橋のケ箸は片方だけが細くなっています
祝い箸の両方が細くなっているのは、片方を神様が召し上がるためで、神様と一緒に食事をすると言う意味もあるようです
祝箸の補足説明
((祝い箸は両端が細くなっていますが、これは片方を人が食べるために使い、もう片方を神様が食べるために使うことを意味していることから両口箸とも呼ばれています。祝い膳には、神様に感謝しお供え物として捧げて、それを人がいただくことでその力やご利益を得る、という意味があります。これを「神人共食(しんじんきょうしょく)」といいます))
いかがでしょうか?
日本文化の何気ない作法ですが、きちんと意味があると言う事です
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